こんばんわ!
司法書士の赤尾です。
早速、前回の続きから。
午前から夕方までは、
電話やメールの対応に追われますが、
夕方を過ぎると、ようやく落ち着いてきます。
ここからは、追われる立場から、
追う立場へとギアシフトをすることなります。
こういった流れは、一般の企業なんかでも、
同じではないでしょうか。
で、ギアチェンジの前にちょっとコーヒーブレイク!
なんてのも良いですが、
残念ながら、当職には、
あまりブレイクしている暇はありません。
特に、電話が少なくなるこれからの時間は、
集中して仕事するのに、
もっとも適しているのです。
では、どんな仕事するのかって?
翌日に、不動産の立会や会社法務の打合せが控えている場合は、
再度、準備していた書類や流れを入念にチェックします。
裁判の期日が入っている場合も同様です。
そして、これらの準備を終えると、
いよいよ各書類の作成に入ります。
今後、控えている登記関係の書類や、
訴訟の提起、あるいは準備書面の作成などなど・・・。
やることは尽きません。
この際、
もっとも心がけているのは、
優先順位です。
どの案件も大事なので、
案件ごとの優劣はもちろんありませんが、
「今」やるべきことには、
必ず優先順位があるものです。
しかし、これを決定するのがホントに難しい。
今まで、何度も失敗しました。
で、失敗するとどうなるか、、、、、
① 終電間近での帰宅は必須(=帰宅後、娘と遊べない)
② 仕事が気になって夜の寝つきが悪くなる(=睡眠不足)
③ 早朝出勤(=夜型人間にとっては地獄)
④ おいしくご飯が食べる時間がなくなる(=精神的苦痛)
と、なります。
つまり、
公私に影響が出るんですね。
いわゆる「忙殺」状態です。
で、私は、これを好みません。
いや、むしろ憎んでいます。
もちろん、
誰も好んでいないと思うのですが、
「忙しい自慢」をする人もよく見かけるので、
これを好む人もいるのかな、と。
でも、何も良いことはありませんよね。
健全ではないし、
「創出」より「こなす」ことが主になってしまいがちなので、
仕事で良いパフォーマンスを発揮することは望めそうにありません。
また、「余裕」がなくなるので、
人に対する優しさが、
どうしても欠けてくるように感じます。
もちろん、
自分の能力のキャパシティを超えるような、
そんな質量の仕事がある場合には、
忙殺されてしまうのは、当然です。
でも、その状態に疑問を持つことを忘れてはいけません。
「忙しい、忙しい」
では、進歩がないです。
やるべきことは、
今の質量の仕事をいかに早く高精度で処理できるか、です。
そのために、
大前提として、
優先順位を決定し,
自分の能力を高めていかなければならないのです。
この点は、
私も、ホントまだまだなのですが、
仮に、これらがうまくいったとすると、、、、、
「忙殺、終電乗り遅れオトコ」が
いつのまにか、
「19時には、家族と食卓を囲んでいたオトコ」
になれるんですね~。
幸せですね~。
格好良いですね~。
でも、、、、
残念ながら、
私は、まだまだこの状態にはほど遠いです。
こうなったら、もう、
全ての仕事を投げ出すしか方法がないのでしょうか???
いやいや、冗談です。
「優先順位の決定」
「処理能力のアップ」
これらを徹底するしか方法はないようです。
なんとか早く仕事を終わらせて、
「早く娘に会いたいっ!!」
そんなことを考えながら、
夕方から夜にかけての執務は過ぎていくのでした。
次回に続く